
バンコク都心から渡し船で5分で行ける「バーンガジャオ」をご存知ですか!?
その形から「バンコクの肺」と呼ばれるバーンガジャオは、都心とは思えない自然が広がっています。渡し船乗り場まで含めても、バンコク各地から30〜40分程度で行くことできるコスパ良スポットです。
在住者の日帰り旅行はもちろん、ちょっと人とは違うバンコク旅にいかがでしょうか?ゆったり一人旅にもおすすめ、どこか懐かしい気持ちになれる場所です。

心も体もデトックスコロ〜!もさころおすすめスポットだよ!
●訪問日:2025年2月
●レート:1THB=4.5円で計算
概要
バーンガジャオは川に囲まれているため、必ず渡し船に乗る必要があります。その渡し船の乗り場が「クロントーイ港」と「バンナー埠頭」にあり、どちらかを利用します。(それぞれの対岸に渡るので、バーンガジャオ側の船着場もそれぞれ異なります。)


<主な違い>
①クロントーイ港
料金は片道20バーツ/時刻表はなく人が集まったら出発するスタイル/バイク等の乗り入れ不可/バンコク都心に近い/乗り場近辺は若干ローカル感強め
②バンナー埠頭
料金は片道5バーツ/時刻表あり(基本15分間隔)/バイク・自転車の乗り入れ可能/バンコク郊外寄り/東南アジア初心者の方におすすめ
どちらの船着場がおすすめかですが、基本的にはどちらでも大丈夫です。
ただし、多くの人が利用するであろうレンタル自転車は、借りた場所に返す必要があり、バーンガジャオ側のクロントーイ港とバンナー埠頭は徒歩1時間(バイクなら10分ちょっと、自転車で25分くらい)程の距離があるので、ある程度行きたい場所を考慮した方が良いかもしれません。
バイタクは港に何人かいましたが、バンコクのように定番の交通手段ではないので、アテにしすぎるのは注意です!(管理人はバーンガジャオ側のクロントーイ港にいたバイタクに乗せてもらい、バンナー埠頭側に50バーツ、10分ちょっとで行くことができました)



現在地やバーンガジャオで行きたい場所に応じて選ぶと良いコロ!
初心者さんには「バンナー埠頭」の方がおすすめコロ!
それぞれアクセスや利用方法について、詳しく紹介します!
【クロントーイ港】Wat Khlong Toei Nok Pier
最初にクロントーイ港からのアクセスについて、ご紹介します。
英語表記は「Wat Khlong Toei Nok Pier」なので、グラブ(配車アプリ)やGoogleマップで検索する時は参考にしてみてください!
対岸にあるレンタル自転車屋「M-BIKE」に約5分で到着
アクセス
最寄り駅はMRTクロントーイ(Khlong Toei)駅、もしくはクイーンシリキット(Queen Sirikit National Convention Centre)駅で、駅からクロントーイ港までタクシーやバイタクで約5分です。
渡し船の乗り場は「Wat Khlong Toei Nok(お寺)」の横にあります。Googleマップに従えばOKですが、雰囲気もお伝えしたいので紹介させてください!
①大きなゲートが見えてきます。(ここは通りません。)


②①手前の右側の路地に入ると「Wat Khlong Toei Nok(お寺)」が見えてきます。↓写真のアーケードをくぐります。


③お寺の敷地には入らずに、横の道を、道なりに進みます。奥の突き当たりの建物をくぐると渡し船乗り場があります。


結構ディープ感ないですか…?欧米系の観光客の方もちらほら通っていたり、身の危険はありませんでしたが、初めてだと少しびっくりするかもしれません。
④チケット売り場に到着!


料金 ※2025年2月現在
料金は片道20バーツ(約90円)、往復40バーツ(180円)です。バーンガジャオ側にチケット売り場はないので、往復利用する場合はここで購入します。
復路分の紙チケットをここで渡されます。帰りに回収があるので無くさないようにしましょう!(以前なくしかけた経験あり😅)
※帰り分を購入せずに急遽乗りたい場合は、バーンガジャオ側でとりあえず乗り込み、クロントーイ港についてから支払いもできるようです。(画像のTerm of service参照)


乗船




管理人が行った時(日曜日のお昼)は他の観光客の方もいたので、すぐに出発できました!中くらいの(ちょっとボロボロな)木製の船です。


中はこんな感じです。この柵の中にはモーターが入っていました!


約5分でバーンガジャオに到着です!


レンタル自転車
船着場の目の前にレンタル自転車屋さんがあります。バーンガジャオ内にもレンタル自転車屋さんは少しありますが、特段の理由がない限り、無難にここで借りるのがお勧めです。


借りる際パスポートの提示が必要ですが、写真を撮られただけで、預ける必要はありませんでした。
普通の自転車は、1日(18時まで)80THB(約360円)です!(値段表に100THBと薄く書き足されているのですが、80THBと言われました。100THBになる基準はすみません、不明です🙇♀️)


まとめ
バンコクの都心に寄り近いため、バンコク側でのアクセスを考えると、クロントーイ港が第一候補になる方は多いのでは?と思います。
2回こちらから乗りましたが、欠点は「時刻表がないこと」です。土日の昼間は大体他にも観光客の方がいるので行きは大丈夫なのですが、帰りの時間が読めず「船が来なかったらどうしよう💦」という不安がありました。
2023年に初めて利用した時は「帰りはここに電話したら迎えに行くから」とチケット売り場の電話番号をもらい、帰る時に電話したのですが、結局来ず…(バンコク→バーンガジャオで船が来たら、折り返しに乗ってねって感じですかね…。)
バンコク都心に近いし大きな問題はないのですが、、、といった感じです。



東南アジアにあまり慣れていない方や、計画的に行動したい方には、バンナー埠頭がお勧めコロ!
【バンナー埠頭】Pier, Wat Bang Na Nok
次にバンナー埠頭について解説します!
英語表記は「Pier, Wat Bang Na Nok」なので、グラブ(配車アプリ)やGoogleマップで検索する時は参考にしてみてください!
約5分でバーンガジャオ側に到着!真正面の対岸ではなく、少し進みます。
アクセス
最寄り駅のBTSバンナー(Bang Na)駅より、タクシーやバイタクで約5分です。
こちらもお決まりのお寺の横ですが、クロントーイ港のように奥まっていないので安心感があります。


料金と時刻表 ※2025年2月現在
料金は片道5THB(約26円)と激安です…!支払いはバーンガジャオ側なので、ここでは船が来たらとりあえず乗り込みましょう!
往復ではなく、片道での支払いです。(バーンガジャオ→バンナー埠頭の時は、乗船時にバーンガジャオ側の桟橋で支払います。)


そしてバンナー埠頭にはバーンガジャオ側に時刻表が存在し、基本的に15分間隔で運行しています。ただしタイスタイルということで、定刻厳守では全くありませんが、それでも一定間隔で運行されているという安心感があります。


乗船
左手に見える船着場から乗船します。







船内はこんな感じでバイクと人が混在しているコロ!
日本では見れない光景コロ〜!!


バンナー埠頭からの渡し船は、目の前の対岸ではなく少し前に進みますが、こちらも所要時間は5分程で到着です。
↓これはバーンガジャオ側の乗り場の様子。バイクごと桟橋から乗り込みます!(歩行者は左手の入り口から乗船します。)


レンタル自転車屋
バーンガジャオ側でも渡し船を降りてすぐ、レンタル自転車屋さんがあります。すみません、値段の調査ができていないのですが、クロントーイ側と同程度だと思います。2年ほど前に利用しましたが、水とおしぼりのサービスもあり良かった記憶があります。





降りてすぐお寺もあるコロ!


(おまけ)バンナー埠頭→BTSバンナー駅はソンテウ10THBがおすすめ!
バンナー埠頭から帰る時は、バンナー埠頭→BTSバンナー駅へ10THBで行けるソンテウがおすすめ!
船を降りたら左手に止まっています。


ソンテウは基本的にタイ語オンリーなのでハードルが高いですが、こちらのソンテウがご丁寧に「BTS Bangna 10THB」と張り紙をしてくれています。(念のため乗車時に「BTSバンナー?」と聞くと確実です。)
船を降車した後は、何人かソンテウに向かう人がいるので流れについて行けば大丈夫です!ただしソンテウは人が集まったら出発するスタイルなので、船を降りた後のタイミングを逃してしまうと、次の船が来るまで待つ必要があります。


まとめ
バイクが乗り入れできるのはバンナー埠頭のみですので、バイク・自転車をお持ちの方は自動的にこちらになるかと思います。
また、初めての方もバンナーの方が時刻表もあるので安心です。埠頭周辺も見通しのいい場所で入りやすいと思います。
ちなみに水上マーケットはバンナー埠頭の方が近いです。
デメリット?でいうと、バンコク側での乗り場が、バンコク郊外寄りなので、ホテルからの距離を考えるとクロントーイ港に比べて少し遠くなるかもしれません。(とはいえ、BTSバンナー駅はスクンビット線なので、アクセスは簡単です!)
以上、「バーンガジャオへの行き方2選」でした!お役に立てば幸いです。

